三浦半島二大霊場 大開帳奉修 秘仏を巡る路 ①

百三十二年に一度の二霊場同年大開帳


2017年GW前半は、神奈川県にある三浦半島へと行って
きました。

なぜゆえに三浦半島へ行ったのかというと、なんと今年は
三浦半島で二霊場同年大開帳という132年に一度ある
三浦薬師如来(33年に一度の御開帳)と
三浦不動明王(12年に一度の御開帳)の同時秘仏開帳の年に
あたるということだったため、この機会を逃してなるものかと、
カメラと御朱印帳を携え、いざ出陣!!

というものの、そもそものきっかけは横浜に住む大学時代からの友人M氏に
誘われて、「ああ、そんなのあるのだ」という軽い気持ちから
興味を持ったわけですが、その友人の名前が
三浦であったため縁起も担いで・・・

この同年大開帳は実は期間が設けられていて、
4月28日~5月28日のひとつきの間のみ!
それゆえに、この期間以外に訪問しても普段は非公開なので
拝むことができないわけです!!

そして、同年大開帳をおこなっているお寺さんは全部で44カ所と、
全部周るのはちょっと厳しいので、M氏と厳選しながら
参拝させていただきました。

鎌倉抜けて逗子を抜け、葉山で一件目の
高野山真言宗守護山玉蔵院を参拝。























このお寺さん、最初参拝予定に
入っていませんでしたが車で横切ったところ、
なんとなく気になり引き寄せられるように
住宅街に入ってUターン。

第六感が働いてか・・・




玉蔵院は、葉山最古のお寺で明治期には歌人の若山牧水が
療養で滞在していたこともあるのだとか・・・

ここは三浦不動尊霊場第23番札所であり、他に三浦半島の
干支守り本尊として、上の写真、虚空蔵菩薩も安置されている。

虚空蔵とは、宇宙全体に拡がっている雄偉な仏の智慧を
表しているそうです。
右手には正しい智慧を表す利劔を、左手には福徳を表す
宝珠を持っている。

江戸時代に再興がなされ、室町時代につくられた仏像である。









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